日々つれづれモノづくり vol.2

キャスト情報!

いろんな素材でキャストしてみよう

皆様、ご多忙とは存じておりますが、ご自宅でアートワックスの工具は出されていますか?
課題もさることながら、やはり決められたデザインでは面白みが足りないと思いますので、頭に浮かんだデザインがありましたらどんどん見せてください!
一緒に作り方を考えましょう(^o^)/

…で、デザインがおぼろげにでも決まったら、今度は素材選びです。
課題作品はシルバーが基本ですが、追加金でゴールドにも出来ます。
銀と金の主な違いは、やはり見た目の色。
「このデザインには銀より金色がいいな!」と思ったら、迷わず金を選ばれる事をお勧めします。

かといって、やはり金額面では銀と金では何十倍も開きがあります…。
なので「メッキ」という方法もあります!
メッキ屋さんによっては、24金や18金などメッキに使う金の純度を選べるところもあります。
24金は田中貴金属さんなどが売っているようなインゴットのような本当に金色!という色。
18金はそれにくらべて少し淡い金色になります。


pe_002_1.JPG上から18金メッキシルバー、シルバー、ピンククォーツです。今市販で14金ゴールドフィルド製品というものが売られています。
通常のメッキは0.01μ(ミクロン)というとても薄い皮膜で覆うものですが(高級品はもっと厚みがあるそうです)、14金ゴールドフィルドとはそれよりもっと厚い金の皮膜でメッキ処理を施してあるもののようです。

また、シルバーが黒ずんでいくのが嫌だという場合には、シルバーにロジウムメッキをする事も出来ます。
ちなみにホワイトゴールドは、多くの場合ロジウムメッキが施されています。
ホワイトゴールドは「ホワイト」と言えどそのままでは少し黄色味がかっているからです。

様々な用途で使用されるメッキ処理。
外注に出してもそんなに高価ではありませんので、一度お試しあれ!


また、シルバー、プラチナ、ゴールド以外に「真鍮」という選択肢もあります。
真鍮は取り扱っていないところもありますので、まず問い合わせる事をお勧めします。

真鍮は銅と亜鉛の合金です。
その割合で色味も少し変わってきます。
真鍮はシルバーと同じく、空気中でどんどん腐食が進み、色も黒ずんできたり褪せてきたり…と変化が起こる金属ですが、それゆえにシルバー同様愛好者が多い金属です。
真鍮の磨き終わり時は金と似ていたりします。
そしてシルバーより少し安価です。
こちらもお試しあれ!

作品紹介!

デザインはラフ画でもいいんで、とにかく描いてみるに限る!

僭越ながら、私が少し前にオーダーを受けて作った商品をご紹介します。

結婚のお祝いにと、奥さんが大好きなくまのモチーフで男女お揃いのチャームを作りました。
旦那さんの方はゴルフ場勤務で、トッププロがツアーで回る際の専属キャディーさんをされているらしいです。
奥さんは今は専業主婦。
とにかくかわいらしいものが大好き!特にくまが!ということで、写真を見せていただきましたが…とにかくくまだらけでした(^o^;)


IMG_0244.jpegこちらが現物。IMG_0247.jpegお話を頂いてから、「どんなものを作ろう?」と考えますよね。
イメージを聞かされれば、とりあえず頭には浮かびます。
浮かびますが…そのまま作り始めても必ず壁にぶつかります。
もちろん考えながら作るということも多々ありますが、まず困るのが細部のバランス。

この作品で言うなら…
・表情、耳や鼻の位置、目の位置、離れ具合。


IMG_0027.jpegこちらがデザイン画IMG_0028.jpeg・エプロンの丈、エプロンのデザイン、ポケットの形、位置。
・キャディーバッグの形、抱え方、本当に抱えられるか、その重さ。
・お腹の出具合。
…他、とにかくいろいろ!

これらを一度に考えながらデザイン画もなく作り始めると…少し出来た段階でふと気がつくはずです。
「思っていたものと違う…」

何が違うのか?

見比べてみるためにも、やはりデザイン画が必要でしょう!
もちろん、作りながらじゃないとわからないという場面もありますが、自分が考えたイメージを具体化して、よりよい作品、デザインに仕上げるためにも描きながら練るという作業はとても大切です。

自分は、家のリビングのすぐ手の届くところ、車の中、持ち歩くカバンの中、作業机の上、枕の横…に、メモ帳やスケッチブックとペン鉛筆を常に置いてます!
なにせ突然何かを思いつくことも多くて、後からメモろう!と思っていても、90%の確率で忘れるからです。
特に寝る前。
携帯のメモ機能にも乱雑に何かの走り書きがあったり…


絵は苦手…という方でも、苦手意識を気にせずとにかく描いてみてください!
大丈夫!
誰が見るわけでもないので…(^^;)

お役立ち工具!

筆は筆でも…

2_1.jpegそのへんによくある化粧筆です。ワックスをスパチュラやブローチピンなどで削るとたくさんカスが出ますよね。
これをはらう時に「筆で…」というアドバイスをしてきましたが、ベンジンをつけた筆だとベンジンのせいで余計カスが絡み付いて、しかもベンジンでワックスが柔らかくなって、カスをとろうとして本体が余計に削れてしまったり傷ついてしまったり…ということがありませんか?
小さな筆だと余計に起こりやすいかもしれません。

小さな筆も必要な時はたくさんあるので、それはそれでいいんですよ!

ただ、大まかにカスをはらいたい時は、結構これがおすすめです。

本当にありふれた化粧筆です。
何がいいかって…
・毛が柔らかいのでワックスが傷つかない!さすが顔用。
・毛が程よい短さ!(のものを選ぼう。)
・高価な工具じゃないので、汚れても替えがきく。そのへんに売ってる。

大きめの筆でもいいのです!
が、筆って結構いいもの買わないと毛が抜けませんか…?
あと、なぜ自分が化粧筆を推すかというと…女性って結構、アメニティとかギフトとかで化粧筆セットとか化粧キットみたいなものをもらったりしていないかなぁ?と。
何本もあっても仕方ないと思いますので、作業用におろしてみてはいかがでしょう!(^o^)/


ちなみに、あらかたの大きなカスを取りたい時は、まずベンジンをつけずにはらった方がいいです!
ベンジンを最初からつけると、筆にベンジンがついているせいで筆にカスが絡み付いて、筆がしばらく使い物にならないことも…。